HOMEつばくろの部屋2006年2月 第90号 「初撮り」


「初撮り」 

〜国の特別天然記念物 ナベヅル5羽が久米田池に飛来〜

 2005年11月4日夜に泉北野鳥の会のHさんから電話で、久米田池にナベヅルが来ていると教えていただいた。以前、ペリカンが居るとの新聞報道を見て行ったことがあるので場所はOK。

 家から阪和道を使うと30分たらずで到着できる。朝一番に行こうかと悩んだが、予定していたカワセミを撮りに行った。朝の10時ごろHさんから再び電話があり、ナベヅルは夕方4時ごろに久米田池に帰ってくるらしい、と聞いてほっとした。

 現地に到着したのは3時過ぎだった。もうすでに何人かの人がカメラを据えて撮っていたので、ナベヅルが居る場所はすぐに分かった。
でも400 mmの望遠レンズでは遠い。テレコンをつけても遠く、ピント合わせが難しかった。鳥を撮り始めて1年足らずで、滅多に無いチャンスに恵まれたのは幸運で、興奮して手がうまく動かないのは無理も無い話だと思った。

 ツルたちは最初、2羽が浅瀬で餌をついばんでいた。そして少しずつ岸の方へ移動していたので、自分もナベヅルが近くに見える位置に移動していった。

 5羽居ると聞いていたので、あと3羽はきっと飛んで帰って来るはずと思い、常に空に注意を払っていた。すると4時過ぎ、3羽が西の空から飛んで来るのが見え、「うわ〜っ来た〜」と心の中で叫びながら、着地するまで夢中でシャッターを切った。3羽は親鳥2羽と幼鳥1羽で、幼鳥はまだ褐色で親鳥とは明らかに違ってる。そして親鳥は子供を守るかのように真ん中に挟んで餌をついばんでいた。

 ナベヅルは大阪で見られるというのはすごく珍しいことだそうだ。久米田池に来たのも勿論初めて。そのナベヅルを写真に撮ることが出来て、本当に幸運だったと思っています。

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