HOME 絞りの研究室 等距離50cm


等距離 50cm Index
各レンズとも被写体から50cmの等距離で撮影し、絞りとボケの関係を比較しました。
ピントは中央の花の中心に合わせて撮影しています。
レンズ焦点距離
要    点
90 mm
F=2.8開放では被写界深度は4mmと浅く、花芯だけにピントが合っている。
F=8.0で10mmとなり、花1つにピントが合っている。
F=22.0まで絞ると被写界深度は29mmになり、手前の葉にもピントが合うようになる。
50 mm
F=1.8開放では被写界深度は8mm、F=2.8では12mmで、中央の花1つだけにピントが合っている。
F=8.0で33mmと少し深くなり、
F=22.0まで絞ると被写界深度は93mmに達し、花全体に
ピントが合う。
40 mm
F=4.0開放では被写界深度は26mmで中央の花だけにピントが合っている。F=8.0で53mmとなり、F=22.0まで絞ると被写界深度は147mmとなり、手前の葉の先端がボケているだけで、他はピントが合っている。
29 mm
F=4.0開放では被写界深度は50mmで中央の花だけにピントが合っている。F=8.0で101mmとなり、少し手前にある葉もピントが合うようになる。F=22.0まで絞ると被写界深度は297mmにもなり、花と葉全体にピントが合う。
17 mm
F=4.0開放では被写界深度は148mmで、手前の葉の先端を除いてピントが合っている。F=8.0で317mmとなり、花と葉全体にピントが合う。F=22.0まで絞ると被写界深度は2200mmにもなり、花と葉全体にピントが合い、背景の画用紙にもピントが合っている。
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